よく「検索順位を上げる為にはホームページを頻繁に更新しなければいけないんですよね」と聞かれます。
確かに「検索順位を上げる為にはホームページを頻繁に更新すべき」とよく耳にしますし、そう書かれている情報も目にします。
しかし、実際にサイトを運営していくと、実際に起こるのはその真逆の事象です。
つまり「ホームページを更新したら検索順位は下がる」ことが起こります。
例えば、ホームページの一部を修正して更新すると、通常、数日後に突然ほとんどのキーワードで検索順位が下がります。その後、たまに元の検索順位に戻る時期もあったりしますが、概ね検索順位が下がった状態が2週間程続きます。そして、またある日、検索順位はほぼ元に戻ってくる、という動きをします。
ホームページの更新前と更新後に戻してきた検索順位は若干異なってくる場合がありますが、ほとんどの場合はその違いは修正した内容によるものです。
なぜ、「ホームページを更新したら検索順位は下がる」のか定かではありませんが、ほとんどの場合で見られる事象です。
おそらくは、検索順位を決める検索エンジン(検索システム)が持っているサイトデータと異なった部分を見つけると、暫定的に順位を下げ、一定期間(半月程度?)動きがなければ本来の検索順位に戻すという仕組みがあるのだろうと考えています。
サイト公開直後によくあるパターンですが、記載内容が間違っていたり、気に入らなくて細かな修正を繰り返すお客様がいらっしゃいます。その上で「なかなか検索順位がアップしない。SEO対策が上手くいっていない。」という悩みを聞くのですが、それは当たり前で、SEO対策云々ではなく、まずは更新頻度を月1回未満に下げないと本来サイトが持っている(はずの)検索順位にはなってきません。
こういった場合、記載内容の誤表記であれば修正はやむをえませんが、不要不急の修正内容であれば1〜2か月分をストックして、まとめてホームページを更新するようにすると良いでしょう。