当社には週に数件ランディングページを作りたいというご依頼が舞い込んできます。お話をいただくと、状況をヒアリングさせていただくのですが、その際感じる「ランディングページを作る前に考えておきたいこと」について今回は触れてみたいと思います。
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ランディングページは集客に向くホームページの一種です。ちゃんとした制作ポイントを押さえれば、通常のホームページに比べて数倍高いお問い合わせ率(コンバージョン率とも言います)が期待できます。
そういう意味では、ランディングページの特徴はお問い合わせ率の高さであり、同じアクセス数を供給するのなら、ホームページよりもランディングページの方が効率的に多くの数を集客できるということです。
ここで重要なのは、「同じアクセス数を供給するなら」という前提条件です。
お客様の話を伺っていると、ランディングページを作ると(自然に)集客できると思っている方もいますが、サイトへのアクセス数をどうやって供給するかは、一般的なホームページでもランディングページでも変わりはありません。
ランディングページを作るということは、集客について考えているということですから、よりシビアにアクセス数をどう確保するかについて考える必要があるわけです。一般的には、リスティング広告やアフィリエイトなどからアクセス数を確保する場合が多いのですが、そうなると、アクセスをお金で買うということですから、ランディングページを作る予算だけでなく、アクセスを確保する予算も考えておく必要があります。
集客に良いと聞いたからということで、ランディングページを予算内いっぱいで作ってしまうと、集客ツールとしてのランディングページが手元にあっても、実際の集客はできません。ランディングページはたった1ページのホームページですから、一般的なホームページようにページ数を増やすことでアクセス数を増やすことはできないのです。
ネット集客にはサイトアクセスが必ず必要で、そのことは落ち着いて考えてみると当たり前のことですが、いざ作る段になると意外に抜け落ちている部分でもありますので注意が必要です。