今回は「ランディングページがホームページより集客できる理由」について触れてみたいと思います。
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ランディングページとはホームページの一種ですが、縦に長く上下だけにスクロールできる1ページだけのホームページです。ランディングページと通常の多ページのホームページとの違いは集客率(サイト訪問者数に対する集客数の比率)の高さです。
例えば、一般のホームページからのお問い合わせ率は0.5%〜1%(サイト訪問者が200人いた時にサイトからのお問い合わせ数が1〜2名)ですが、ランディングページのお問い合わせ率はホームページに比べて3〜5倍程度になります。この集客率の高さを生かして、リスティング広告(ヤフーやGoogleでキーワード検索を行った時に検索結果画面に出てくる広告で、PPC広告とも言います)と併用されるのが一般的です。
リスティング広告は、広告がクリックされてサイトを訪問する毎に広告費用が発生する広告ですので、サイト訪問者数に対する集客率が高いということは集客費用が安くなるということになり、「集客率」の高い低いが重要ですから、少しでも集客率を上げるためにランディングページを使って集客をするわけです。
で、ここからが本題です。
「ランディングページがホームページより集客できる理由」ですが、大きく2つあります。
まず第一は、ユーザビリティの観点です。
ランディングページは縦長で上下だけにスクロールするように作られています。視線の動きが上下だけに限定され、またページの遷移もありませんので、動線がシンプルになりやすく、サイト訪問者が気を逸らさず集中してページ内容を見ることができるため、自然にお問い合わせ率などの集客率が高くなります。
第二は、「ランディングページの内容自体」です。
一般的なホームページでは異なる複数の内容、例えば会社概要と売るべきサービスなどが並列で記載されています。それに比べて、ランディングページには売るべきサービスの内容など基本的には一つの目的の内容が記載されています。
例えば、紙媒体でパンフレットとチラシをイメージしてみてください。色々な内容を盛り込んだパンフレットと一つの内容に特化したチラシ。つまり、ホームページがパンフレットで、ランディングページはチラシなわけです。一般のお客様から集客をする時、パンフレットを使うのとチラシを使うのと、どちらが有利に集客できるでしょうか?自明の理かと思います。
ランディングページはWebマーケティング要素が重要ですので、特殊な“ホームページ”ではありますが、ネット集客をする上では重要なツールの一つです。本格的な集客を目指す時に一度使ってみてはいかがでしょうか。