当社では、SEO対策もホームページ制作も行なっていますが、時々、お客様から他社で作った既存のホームページについてSEO対策をして欲しいと依頼されることがあります。あるいは、他社で作った既存のホームページに対して、他社が作ったSEO対策指示書を持ち込んでこられて、SEO設定をして欲しいと依頼されることもあります。
実は、いずれのご依頼もお断りさせていただいています。当社としては、できるだけお客様のご要望は叶えたいと考えていますが、こういった場合はあえてお断りします。お断りする理由は「SEO対策の効果が当社として予想できないから」、もっと言うなら「SEO対策の効果が出にくいから」です。
ということで、今回は「SEO対策とホームページ制作は同じ業者で行う」ということについてお話ししてみましょう。
よく、ホームページ制作はA社で、SEO対策はB社で、といったように別々の業者に依頼する方を見かけます。出来上がったホームページにSEO対策を施すように思っている方が多いのですが、実際は、SEO対策の効果を十分発揮するためには、ホームページの言語を含めた内部構造自体についてSEOを考えるべきで、出来上がったホームページに追加するようなSEOは不完全なSEO対策と言わざるを得ません。
つまり、SEOを考える上では、SEO対策とホームページ制作は切り離せず、「SEO対策とホームページ制作は同じ業者で行う」べきなのです。
当社で作るホームページは、SEOによって集客をする前提で制作をしていますが、SEO技術を持ったホームページ制作会社はまだまだ少数派で、SEO技術を持っていないホームページ制作会社で作ったホームページに対して仮にSEO対策を施す場合、できるSEO対策は限られてしまい、結果として十分な効果も期待できません。
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例えるなら、耐震対策が不完全な家があったとして、すでに出来上がった後にできる耐震補強は手法が限られてしまい、効果も限定的になってしまうのに似ています。ちゃんとした基準を満たすには、設計段階から耐震対策(SEO対策)を考えて、家を建築する(ホームページを作る)ことが非常に大切です。
もし、御社でこれからホームページを作る予定があって、そのホームページを使って集客することも視野に入れているなら、SEO技術を有しているホームページ制作会社に依頼してみることをお勧めします。