Webマーケターという職業柄、お客様や知り合いの社長さんから「SEO」のことについてよく聞かれますが、「SEO」とはどういったものなのか見てみましょう。
例えば、Wikipediaを見ると SEO(検索エンジン最適化)について以下のような説明があります。
検索エンジン最適化(SEO)とは?
検索エンジン最適化(けんさくエンジンさいてきか、英: Search Engine Optimization, SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)とは、検索結果において、ウェブページをより高い順位に表示させることを目的として行う取り組みのこと。
わかったようなわからないような専門的な説明なように思えるので、少し視点を変えてみましょう。
Google、ヤフー、bingなど検索サイトは色々ありますが、日本語の検索サイトといえば、皆さんは何をイメージしますか?
ちなみに直近の当社管理サイトにおける検索サイトのシェアを見てみると下表のようになります。
検索サイト | 検索シェア |
60.1% | |
Yahoo! | 35.8% |
bing | 3.8% |
その他 (goo・biglobeなど) |
0.3% |
(2017年2月現在のデータです)
この表を見てわかる通り、世間の人が使っている検索サイトは Googleとヤフーの大手2社による“寡占状態”にあると言ってよい状況です。
さらに、検索サイトは「検索エンジン」と呼ばれる検索システムによって、キーワード毎のページ検索順位を決定しており、各検索サイトが使用する検索エンジンをまとめてみると以下の通りになります。
検索サイト | 検索エンジン |
Yahoo! | |
bing | bing |
goo | |
biglobe |
(2017年2月現在の情報です)
といった具合で、前述の検索サイトのシェアの表と見比べると、日本語検索サイトの実に95%以上がGoogleの検索エンジンを使用していることがわかります。
つまり、日本語サイトを運営して検索順位を上げていくのであれば、Googleの検索エンジンに評価されることが必須になってくるわけです。
そして、端的に言えば、このGoogleの検索エンジンに評価されるようにすることこそ、日本語サイトにおける SEO と言えるのです。