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SEOってどんなことをするの?〜SEOの手法

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SEOとは、Google の検索エンジン(検索順位を決めるシステム)に評価されるようにすることとほぼ同義語ですが、実際に、SEO はどのようなことをするのでしょうか?

SEO を行うことは、Google を中心としたの検索エンジンにサイトを構成する各ページがどんな内容なのかをわかりやすく、要約して伝えることです。例えるなら「外国人に対する通訳」といったところでしょうか。

もちろん Google の検索エンジンは優れていますから、ページ内に書かれている文章をキーワードに分解してどんな内容のページか判断しています。しかし、色々と実験を重ねていくと、Googleの検索エンジンは、ページ内の文章の強弱や指示代名詞が何を指すかなどを完璧に理解しているわけではなく、まだまだ大雑把なページの把握で終わっている印象です。

つまり、サイト内のそれぞれのページがどんな内容かをキーワードレベルで簡潔に伝え直してあげる作業が SEO には必要となるわけです。

キーワードレベルで伝えることは SEO にとって非常に重要です。なぜなら、キーワード毎の検索順位がサイトへのアクセス数を左右し、想定キーワードでの検索順位をアップさせることが SEO の主目的だからです。

ちなみに、SEOの手法は大きく2通りあります。

一つは、ページの内容をキーワードに分解し、検索エンジンが理解しやすいように一部書き換えてあげる「内部SEO」で、もう一つが、他のサイトのページからリンクを貼ることで、特定のキーワードで評価を高めるようにする「外部SEO」です。

まず、内部SEO ですが、ページの一部を書き換えると言っても、原則、ページ本文には手を加えません。内部SEO では、ページの本文の内容から考えて妥当と思われるキーワードを2〜5個程度を抽出し、そのキーワードを含んだページタイトルや METAタグと言われるホームページの言語の一部を書き換えるなどによって、抽出したキーワードに関連する検索順位をアップすることが可能です。

一方、外部SEO はページの内容や言語は一切いじらず、検索順位を上げようとするキーワードにジャンルが近い「別サイト」を使い、この別サイトから検索順位を上げたいサイトやページに対してリンクを貼ります。この時、検索順位を上げたいキーワードを含むリンクを設定することで、そのキーワードに関連する検索順位をアップすることができます。

外部SEO の場合、リンクを貼る側の「別サイト」の“価値”によって効果が変わってきます。様々なキーワードで検索順位が上位表示され、アクセス数の多いようないわゆる“価値の高い”別サイトからリンクを受ける場合は、SEO効果も高くなります。

内部SEO も外部SEO も実施する内容や程度により効果が変わってきますが、いずれも度が過ぎると検索順位は低下してしまいます。特に外部SEO はGoogleが嫌う代表的な手法で、検索順位が低下するだけでなく、検索順位付け自体から外される「ペナルティ」対象サイトにされてしまうこともあるので注意が必要です。

過度な、あるいはルール違反の外部SEOによって検索順位が大幅にダウンした場合、問題を引き起こしている外部サイトからのリンクを削除した上でGoogleに申告して「ペナルティ」を解除してもらう必要があります。

外部SEOは、多くの場合、SEO対策業者が有料で行いますが、GoogleはこういったSEO対策業者を排除する方向で動いています。現時点ではペナルティになっていなくても、ある日突然にペナルティの対象になってしまうこともありますので、基本的には、SEO対策で外部SEOを利用することは避け、安全な範囲で内部SEOのみを利用しておいた方が良いでしょう。

検索順位はGoogleのルールで日々変わっていきます。Googleにとって阻害要因となっている外部SEOを利用するのは、将来的なリスクを背負うということを理解しておきましょう。

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